Wi-FiとWiMaxって同じようなのになぜ呼び方が違うのか？そのような疑問は誰もが感じることでしょう。Wi-FiとWiMaxは機能的にはほぼ同じようなものです。
Wi-FiとWiMaxもどちらもPCをポータブルに無線LAN接続させるものです。手段が多少違うだけで、ほぼ同じ機能を持っているといえます。ただしそれぞれには特性の違い、機能的な違いがありますので気を付ける必要があります。
Wi-FiにはできないWiMaxの技術的な優越機能があります。それはあなたのパソコンにWiMaxが入っていれば、ルーターや無線LANの接続ポイントを気にせずに、ネット接続ができることです。
Wi-FiでもWiMaxでもポータブルルーターを使用した場合、ルーター⇔パソコン間は無線LAN接続になりこの間で通信速度はかなり落ちるものと思われます。LTEで速度40GBと謳っているPocket Wi-Fiでも、実測では12GBがせいぜいでした。
WiMaxのサービスを利用して、WiMax搭載のPCで直接接続する場合、ルーター等を通さない分、通信スピードの減速がないので高速通信を無駄なく利用することができるのがWiMaxの優れている点と言えます。
通信速度に関しては、核となるモードでWiMaxは40Mbps（下り最大値）、Wi-Fiはソフトバンクの3Gでは27Mbps程度です。実質的にはどちらも速度的には同じと考えてよいでしょう
Wi-MaxでもWi-Fiでも料金的には月額3960円（税込）程度が相場です。勿論これよりも月額が安い料金も目にします。しかしそういった料金には注意しなければなりません。それは通信速度に従量制限があるか否かです。中心となるWiMaxモードでも月7GBの制限がある場合、大きな足枷となることは間違いありません。
Wi-MaxやWi-Fiの料金比較で注意しなければならない点は速度制限＋月額料金だけではありません。初期費用や端末価格、事務手数料などがどうなっているのかチェックする必要があります。
