だから仮性近視になった人は特に注意が必要なのです。瞳孔を開く薬、名前がミオピンという点眼薬などは仮性近視の症状でよく処方されます。勉強のし過ぎで目が悪くなってしまった、親としてはこれをどう捉えたらよいでしょうか。眼科では仮性近視が散瞳剤などで視力回復しても、それも一時的、仮性のものだという認識があります。
効くはずもない点眼液の洗礼を経て、やがて眼科医から「メガネがないと授業に差し支えますね」とドキッとする言葉を投げかけられ諦めの境地がやって来ます。瞳孔を強制的に開かせるため、薬が効きすぎる場合が稀にあるようです。
仮性近視を眼科では治せないという驚きの事実を知っていたら、あなたのお子さんの視力回復は手遅れにならなかったかもしれません。
眼に悪い現代社会の環境、でもそんな環境だからこそわが子にしてやれることがあります。またそれは親の責任でもあります。実はこのミドリンMやミオピン、サンドールPは眼を良くする薬ではなく、瞳孔を無理矢理に開かせ調整機能を弛緩させる作用の薬にすぎないのです。。
子供の視力回復の真実のために闘う男
子供が目を悪くしてしまうと、眼科で検診をうけて仮性近視との診断ならその時点ではまだ良いほうかもしれません。とにかく数週間それを点眼して経過を見ることになります。わが子が仮性近視と診断されたら、なんとかして視力を回復させたいともうのは当たりまえです。メガネを作るところまで行ってしまえば、眼科医の思う壺、そこで診察は終わり、あとは隣の眼鏡店で毎年、度の強くなるメガネを作り直すことの繰り返し。
